【体験談】事業撤退を見極めるタイミング

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どうもnakattyです。

せっかく起業しても1年後には約3割の企業が資金調達に失敗して、資金が底を尽き倒産すると言われてます。

ですのでスタートアップ企業の倒産はそこまで珍しいものではありません。

実際に私も最初に求人サービスで起業をした時にはそのサービスが軌道に乗ることも無く倒産しかけました。

今回は実際に私が「資金が底を尽き倒産する前に事業の撤退」を決断した時のことについてまとめようと思います。

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nakatty

撤退の決断は結構難しかったです。

これまで使ってきたお金が無駄になっちゃうわけですからね、、、

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かおり

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nakattyの会社について

まず、私は求人サービス(以下、事業)を運営する会社として2018年に起業しました。

基本的にはこの事業を広めて会社を大きくしていくつもりでした。

しかし実際には、この事業は軌道に乗らず最終的に私は撤退の決断を下すことになります。

会社を経営していく上で、事業を撤退させるか、その事業に積極投資するかの判断はかなり難しいです。

ゲームみたいにセーブポイントでやり直しができるのであれば、「積極的に投資をしてダメならセーブポイントからやり直して事業撤退を選ぶ」なんてこともできますが、会社の経営にIFは無いので色々な情報を元に冷静に経営判断をしていかなくてはいけません。

頭では撤退したほうが良いと分かっているのですが、気持ちの面では続けたいと思ってしまうのです。

※事業が失敗した要因は色々とあると思いますが、それについては↓の記事にまとめています。

事業撤退の判断を下した3つの理由

それでは私が事業を撤退する判断を下した3つの大まかな理由についてまとめようと思います。

起業時の資金状況
資本金 1,000万円
借入 600万円
合計 1,600万円

※あったほうがイメージがつきやすいと思うので起業時の資金状況を表にしました。

売り上げが無い・見込みが無い

一つ目の理由は売り上げが全く無く、今後も会社を経営できるほどの利益を生み出せる見込みが無かったからです。

事業の開始から撤退までは4ヶ月くらいでしたが、その間の売り上げは0円でした。

また詳しい内訳は控えますが、撤退までに事業つぎ込んだ金額は900万円位、毎月の固定費は30万円位です。そして撤退を決めた時の残りの資金は500万円ちょっとでした。

これらを考えたときに、事業にあと投資できるのは200万円から300万円位かなと思います。

ただ、残りの300万円を投資したところで、投資した金額以上を回収できるか考えると正直難しいと私は判断しました。

維持費がキツイ

二つ目の理由は維持費です。

事業を続ける為の維持費も売り上げが全く無い状況では大きな負担になりました。

毎月の固定費の半分近くは事業を続ける為のサーバーやらメンテナンスにかかるものでした。

恥ずかしながら私がやっていた事業の利用者は殆どいない状態でしたので、サーバーのランクを一番低いのにして出費を抑えていましたが、それでもサーバー代は大きくのしかかってくるものでした。

事業をしていく上で人手が足りない

事業撤退を決めた3つ目の理由は、人手が足りないことでした。

掲載企業への営業、サービスを利用する求職者、募集をサイトに掲載する等、細かいものをあげれば沢山やることはあるのですが、これらを2人だけでやるのは正直難しかったです。

人を雇う為の売上も無く、会社の維持費を稼ぎつつ人件費も捻出しようと思うと、今の事業では難しいと私は判断しました。

撤退の判断を鈍らせる要員

もちろん撤退の判断はすんなりと下せるものではありません。

「もしかしたら、もうちょっと頑張れば行けるかも」や「まだやれることはあるのではないか」というような、なんとか事業を継続させる理由を一生懸命探そうとします。

事業の撤退時に判断を鈍らせた理由は大きく2つです。

会社としての武器が無くなる

私の場合はスタートアップということもあり、行っている事業は求人サービス一つだけでした。

つまり、この事業を撤退してしまうと会社としての武器(=お金を稼ぐ手段)を失ってしまうことになるのです。

これまでは、売り上げが無いにしろお金を稼ぐ手段を持っていたので希望は持ててましたが、お金を稼ぐ手段が無くなると、もはやどうしたら良いのかわからなくなります。

つぎ込んだ資金について

次に撤退の判断を鈍らせるのは、これまでに会社につぎ込んだ資金です。

私の場合は、事業の基幹となる求人サイトは外注で作ってもらいました。
この外注費と広告宣伝費等を合わせると撤退した事業には約900万円つぎ込んでいます。

そこから回収した金額は0円です。

つまり、このまま事業を撤退してしまうと、これまでつぎ込んできた約900万円が無駄になってしまうのではと思ってしまうのです。

事業撤退の決断へ

最終的な撤退の理由は収益化の見込みが無かったからです。

求人サイトには、求人の掲載はある程度集まりました。

しかしサイトを利用する「求職者」が増えず、収益をあげることができませんでした。

これまで使って来た資金を考えると正直撤退はしたく無かったのですが、このまま続けた場合、会社を維持できるのが、あと数ヶ月しか無いと考えると、撤退をして他の事業を始めた方が、可能性があると判断したのです。

会社の経営は大きくすることも大事ですが存続させることも大事だと思います。
そういった意味では結果として会社はまだ存続できてますので、この撤退の経営判断は間違っては無かったと思っています。

ただ今でも「事業を撤退していなかったら、もしかしたら何かの間違いで求人サイトの利用者が増えて会社が大きくなっていたかもしれない、、、」とか思ってしまったりします。

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