私は2018年に知人と一緒に会社を立ち上げました。
それまでは、転職や派遣と言った人材業界におり、そこそこ名の知れた、俗に言う一部上場会社で順調にキャリアを重ねてきました正直なところ、倒産の心配や給料の遅れも無く、銀行の信用も結構良かったので、その会社にいれば路頭に迷うことはないだろうなぁとは思っていました。
そんな私が一念発起して会社を立ち上げたのですが、結果でいうと現状、事業での収益未だに0円!さらに運用資金が底を突く寸前。
ということで、誰が見ても失敗のこの状況ですが、個人的には起業をして良かったと思っています(負け惜しみじゃないよ)。
今回はそんな私が起業して良かったことと、辛かった事をまとめようと思います。
起業のメリット
・自分の能力を把握できた
・時間に余裕ができた
・無理しないで良くなった
自分の能力を把握できた
起業して良かったことは沢山ありますが、先ずは自分の能力を把握できたことです。
もともと直近の職場では人材関連の営業マンとして働いていたのですが、成績はそこまで悪くはありませんでした。
ただ、この営業の成績は自分の実力では無く、会社が持つ実績や知名度のおかげだったのです。
起業したてで会社の実績も知名度も無い状況での顧客の獲得はかなり苦労しました、、、。
nakatty
まぁ、自分が無能でも仲間が優秀ならなんとかなるっしょ。
時間に余裕ができた
会社員だった頃は、結構な激務で、それこそ休日にも、お客さんの対応が発生したりと長時間労働+休日出勤は当たり前でした。
そんな環境のため、思考を停止させたまま毎日仕事続けてる状態でした。
ただ起業してからの働く時間は、自分でコントロールできるのである程度時間に余裕ができます。
会社員時代では考えられないですが、仕事や分野など関係なく色々な人に会いに行ったり話したり、時間の使い方のバリエーションが増えました。
無理しないで良くなった
風邪を引いたら休めるという当たり前のことができるようになりました。
会社員の頃は、自分が休んだら自分の仕事を誰がやるのかや、お客さんはこっちの病気とか知らないので会社携帯に鬼電してきたり。
起業してそういうのが無くなったのは精神的に良くなりました(˶˙ᴗ˙˶)
nakatty
お客さん増えたらそうはいかないけどね、、、
起業のデメリット
・仕事とプライベートの境が無い
・収入が0!
・全部自分でやる
仕事とプライベートの境が無い
これはこれから起業をしようとか考えてる人は覚悟した方が良いと思います。
起業してからは四六時中仕事のことしか考えなくなります。
何をしててもこれはビジネスになるんじゃないか?みたいな脳になります。
収入が0!
全ての人がそうであるとは限りません。
起業してすぐにビジネスが上手くいく人もいます。
ただ起業して思ったのは、毎月決まった日にお金が入ってくるということは幸福なことだったということです。
SNSとかだと結構、最初から好調な起業家さんたちが沢山いますが、実は最初はずっと苦戦している起業家さんの方が多いんでは無いでしょうか。起業してから最初の1年で6割の起業が倒産するらしいので、私と同じような人は沢山いるのでは無いかと思います。
nakatty
失敗してない。稼げない方法を見つけることには成功したのよ。
嫌なことも全部自分でやる
会社員の場合は、自分に与えられたタスクがあり、それをやってればOKという感じだったと思います。
起業したら経理から、営業から企画から何から全て自分でやります。
もちろん、楽しいこともありますが、私は経理関係が苦手です、、、。
会社員なら誰かが手伝ってくれたり、別に人に割り振られてましたが、起業したら、自分がやらないと仕事が溜まっていくだけなんです。
大学の時簿記全然ダメでしたけど大丈夫なんですか??
かおり
nakatty
やりたいことだけやるってわけにはいかんのよ
まとめ
正直。嫌なことや後悔も沢山ありますが、結果的には起業して良かったかなと思います。
毎日思考停止したまま会社員を続けてた時よりは、生き生きとしてると思いますし、多くのことを考えてると思います。
ただ、収入が無いのは本当につらい、、、(´;ω;`)