派遣登録には色々な人がきます。
スーツをビシッと着込んだエリートっぽい人から、そうじゃない人まで。
私は一時期、派遣の営業から離れて、派遣希望者の登録の際の面談業務をしていました。
面談では主に、職歴や希望のお仕事の他、その人のスキルや、話し方などをチェックし、会社の看板を背負って派遣先に送り出しても問題ないかを確認していました。
今回は少ないですが派遣登録をお断りする人についてまとめようと思います。
私も派遣登録をしてますが、派遣登録をお断りされることがあるなんて知りませんでした。
かおり
nakatty
派遣の登録をお断りする基準は派遣会社ごとに違うので、一社ダメでも、他の会社はOKだったりします。
登録をお断りするケース
派遣登録をお断りするケースですが、基準は派遣会社毎に変わると思いますが、断る理由は大抵同じと思います。
大まかには2つです。
1、紹介できるお仕事が無い
2、会社の看板を背負って派遣先に送り出せない
nakatty
この2つについてご説明いたします。
1、紹介できるお仕事が無い
登録希望者に紹介できるお仕事が無い場合についてです。
お仕事を紹介できないケースとしては以下の理由があります。
希望条件が厳しすぎる
条件が厳しすぎる場合、お仕事の紹介が殆ど無いので、お仕事の紹介が無いことに対し登録者からクレームが来ることがあります。
それを回避するために、登録者の希望条件が厳しい場合に派遣登録をお断りする場合があります。
nakatty
面談者としてもなるべくお仕事に就いてほしいので現状の求人状況をお伝えした上で、条件の見直しを提案したりします。
それでも条件を変えない場合は、、、?
かおり
nakatty
登録をお断りします。登録をさせることで、余計な期待をさせないのがお互いの為なんです。
登録希望者のスキルが足りない
日雇い派遣の様な「人数>スキル」を求める派遣会社の場合は殆どありませんが、オフィスワーク系のお仕事を扱う派遣会社の場合、面談時に能力テストを行うところがあります。
この能力テストの点数が低いと登録をお断りされたりもします。
nakatty
入力業務希望なのにタイピングが遅いとかは致命的ですね。足し算や引き算の間違いが多いのもキツイです
2、会社の看板を背負って派遣先に送り出せない
2つめは、会社の看板を背負って派遣先に送り出すのは難しいと判断した場合です。
いくら能力が高い人でも、人としてちょっと、、、という場合に登録をお断りします。
清潔感の無い人
不潔な人です。
登録時には私服でいいのですが、ある程度の清潔感は必要です。
nakatty
特に説明は不要ですね。書いてある通りです。
高圧的な態度の人
意外と多いのですが、面談時に高圧的な態度で面談者を威圧する方がいます。
派遣登録場で高圧的な場合、派遣先でも同じ態度を取ってしまう可能性があるので会社の評判を落とすリスクを考え登録をお断ります。
面談では何を見ているのか
派遣登録を断るケースをお伝えいたしましたが、面談時には会話のやり取りの中で登録希望者の人となりを細かくチェックしています。
表情
先ず、表情は必ずチェックしてます。
目線を合わせて話せるかや表情が強張ってないか等です。
目が血走ってたり、ずっとうつむいていたりしている場合は、面談者としては警戒します。
視線や表情で、精神病を隠しているかなども結構見抜けたりします。
話し方
後は話し方とかです。
結構多いのですが一方的にバーっと話し続けてしまう方とかは注意した方が良いです。
ビジネスシーンで相手の理解を確認せずに自分のペースで話し続けるのは良くないので、派遣登録の面談時でも結構マイナスポイントです。
相手の表情を見ながら理解しているか確認しつつ話すと良いです。
積極性
他は積極性を見ます。
働く意欲に近いですね。ご自身の経歴やスキルを交えながら「自分がどんな仕事ができるのか」や「経歴が希望の条件に合っているか」を積極的にアピールしてくれるかを見ます。
経歴の説明などでも良く「営業やってました」とか一言で終わってしまうと、面談者としてはあまり働く気がないのではと思ってしまいます。
まとめ
登録をお断りする人と面談者が面談を通して何を見ているかをまとめました。
基本的に面談は登録後に希望に沿ったお仕事を紹介する為にするものであり、登録をさせない為に登録希望者の悪いところを探すものでは無いです。
ただあまりにも悪いところが目立ってしまうと、派遣会社としても会社の評判を落とせないので登録をお断りすることがあります。
基本的には面談者は味方ですので、希望のお仕事につく為に頼ってもらえたらと思います。