昭和生まれの社会人の方の中には「出世する人はタバコを吸う」と聞いたことはないでしょうか。
私がまだ新卒だった頃、当時の上司によく言われたことがあります。
当時は「え?なんで??」と思っていました。それから10年以上経った今、当時を思い出してみます。
nakatty、お前タバコは吸わんの?
M部長
nakatty(22)
はい!タバコもお酒も苦手であります!!
せっかくやし、一本やるから吸ってみ。
M部長
nakatty(22)
はい!ありがとうございます!頂戴します!!
nakatty(22)
すぱー、、、
nakatty(22)
ヴォエッ!!ゲホゲホッ!オロロロロロロ・・・
お前なーそんなんじゃなー出世でけへんでー(偽関西弁)
M部長
と何気なく言われた一言でしたが、その後も結構色んな場所で言われたので改めて考えてみようと思います٩( •̀д•́ )و
この記事は決して喫煙を進める目的のものではありません!!
企業における喫煙について
まず企業における喫煙の環境についてです。
私のいた会社は特殊で自分の机でスパスパとタバコが吸える環境でしたが、普通は喫煙所というものがあり、タバコを吸いたい人はそこで吸うというのが決まりだと思います。
企業における出世について
「タバコが吸えないと出世できない」という迷信は、日本の企業における出世(昇進)の方法に理由があるのではないのかと思います。
全ての企業が当てはまるわけではありませんが多くの企業では、以下の方法かその組み合わせで出世(昇進)していくと思います。
(1)勤続年数
ある程度、社歴が長くなった時に上の役職へ出世(昇進)が決まるパターンです。ほとんどの場合、これだけで出世(昇進)が決まることは無く、その人の評価や昇進試験と合わせて出世(昇進)が決まります。
(2)昇進試験
試験の方法は色々あると思います。面接だったり、筆記試験だったり企業ごとや部署ごとに変わると思います。
(3)一定の評価を集める
営業であれば営業成績が良いとかそんな感じですね。
(4)上長や役職者などの推薦
役職をあげるのには上の人に引っ張ってもらうのが一番早いです。
そういった意味で上の人からの推薦は出世(昇進)に影響すると思います。
nakatty
私が課長に昇進した時は「支社長と部長の推薦」+「営業成績」+「昇進試験」でした。
昇進試験の内容はどんなでした?
かおり
nakatty
面接でしたね。どんな課にして数字をどれくらい伸ばすかみたいな内容だった記憶があります。テキトーに言って切り抜けました。
まとめ
「企業における喫煙について」と「企業における出世について」の内容を元に考えると、喫煙所はタバコを吸いたい人が利用する場所であり、そこはオフィスビルであれば企業の垣根も無く、また役職の壁も無く全ての人が同じ場所でタバコを吸います。
この環境こそが「タバコを吸う人は出世する」という迷言を誕生させたのではないでしょうか。
つまり喫煙所は役職の高い人と接点を持つことができる場所なので、タバコを吸わない人よりも多く役職者とコミュニケーションを取ることができ、自分の存在をアピールできるということになるのです。
それが企業の出世にもかかわる「上長や役職者などの推薦」を得る近道になるということになるのかと思います。喫煙所でタバコを吸う→役職の高い人と仲良くなれる→出世のための推薦もらう→出世する。
タバコ吸う=出世するという迷言が誕生したということになるのではないでしょうか。
nakatty
個人的にはタバコを吸いに行く口実かなと思ってます。